ゴーストリコン フューチャーソルジャーを遊んでみる

キャンペーンを難易度ベテラン(ノーマル)でクリアしました。トム・クランシーにしては随分とスケールの小さいお話だったなと。密輸武器のルートを探るぞ→出所はロシアだ→ロシアでクーデターが発生した→クーデターを阻止した。こんな感じ。ステージのほぼ全てが4人チームによる潜入作戦というのも、スケールが小さく感じた要因の一つかも。
また、ゲームシステムの方では光学迷彩標準装備というのが一つの特徴になっていますが、ミッションの中で敵に見つからず潜入するというものが結構な頻度であり、自分の姿はもちろん倒した敵の死体も発見されるとミッション失敗になってしまい、一つ前のチェックポイントからやり直しになります。このおかげでゲームのテンポが非常に悪くなっており、チェックポイントも結構な時間を巻き戻されるので何度も気力が失せそうになりました。かと言ってステルスメインというわけでもなく、強制戦闘の場面も同じくらいあるので、結局このゲームは何がやらせたいのかと。せめて潜入ルートが複数用意されていれば、周辺を調べて進む楽しみもあったかもしれませんが、もちろんそんなものは用意されていません。
結局、最初の印象からあまり変わりがありませんでした。久しぶりのTPSで期待していただけに、ちょっと残念な内容でした。