SCRIBBLE NAUTSを遊んでみる その2

ワールド4を半分くらいクリアしたところまで進みました。恐らく開発者が想定しているスマートな解法とはかけ離れた、かなり力技な感じでクリアしていっているような気がします。例えて言うなら、奥歯に挟まった小骨取ろうとしてピンセットが見つからずに、無理矢理指を突っ込んで小骨をつまもうとしてつまめないそんな感じ。ゲーム中もよく分からない時は取りあえずロープで括って羽根で空飛んで吊り上げるとか、穴を塞ぐためだけにタンカー(船)を召喚するとか。クリアできれば何でもいいというのが普通のパズルゲームですが、それは「STARITE」と書けば即クリア可能というこのクソゲーには通用しないので、プレイヤー自身で何らかの縛りプレイは必要かなと。
スマートな解法を妨げる要因の一つとして、やはり英語というのがあります。何せ英語が嫌いで理系を選んだような凡夫ですので、出したいアイテムの綴りが分からないのなんて当たり前。酷い時には日本語の名前すら思い付かないという物も。歯医者の使うアイテムなんて名前知らねーよー! という訳でクリアしていないステージもあるのですけど、放っておいても先に進めるのは良いですね。ワールドマップでどこが未クリアか分からないのが玉に瑕ですが。
内容に関しては大満足のこのゲームですが一つ大きな欠陥がありまして、主人公の移動に関する操作性は控えめに言って最悪です。基本的に主人公の移動はタッチペンで行ないますが、アイテムをタップし損ねてマグマまで突っ走って死亡。羽根を付けて飛ぼうとしたら、飛ばずにトゲに突き刺さって死亡。テストしたらこれは駄目だと気付きそうなものなんですが、何故十字キーとボタンの両方をマップのスクロールに割り振ってしまうかなー。


結論としては、電子辞書が欲しくなりました。というかこのゲームはパズルゲームというよりもアドベンチャーゲームですよね。昔ながらの。エレベーターのワイヤーが切れた、どうする? → 1階に着く直前にジャンプ! みたいな。