戦場のヴァルキュリアを遊んでみる

ほとんど手首の痛みはひいてきましたが、念のために手首に優しそうなターン制シミュレーションで遊ぶことに。部隊編成ができるようになって、橋奪還の手前まで進みました。ここまでのストーリーはアニメとほぼ一緒、アリシアツンデレ分が少なめ程度の違いなので、まだ安心して見ていられるレベルです。アニメではセルベリア無双辺りから酷いことになっていったので、終盤に注目というか目をつぶることになるのかなぁ。
シミュレーション部分は体験版での感想通りに良い出来です。土嚢を乗り越えるのが誤爆しやすいとか、マップ画面でユニットを選択して3Dの画面に移行するのがテンポ悪いとか、ブックモードなどでロードが小刻みに発生して個々の時間は長くなくても非常に気になるとか、欠点も少なくないですが今のところ許せる範囲か。
ウォーシミュレーションにつきもののユニットの成長に関しても、大幅に簡略化してあるのがプレイヤーの手間を減らすのに貢献していて好印象です。たいていのゲームではユニットごとに経験値が設定されていて、特定のユニットを成長させるために止めだけ刺させるといった調整が必要でしたが、このゲームでは経験値は部隊にまとめて加算され、戦闘後の訓練で5種類の兵科に振り分けてレベルアップさせます。なので途中でユニットを入れ替えても、新しいユニットは最初から既存のユニットと同じレベルで運用が可能です。また、経験値や装備の強化に必要な資金も、メインのミッション以外に用意されている遊撃戦闘を繰り返しクリアすることでいくらでも稼げるので、成長の効率を気にして頭を悩ませる必要がなく、適当に能力を伸ばして駄目だったらまた稼げばいいさといういい加減さでも大丈夫。
シミュレーション好きには全く食い足りない内容かもしれませんが、キャラゲー+ウォーシムというジャンルを考えると悪くない仕様だと思いました。