RACE DRIVER GRIDを遊んでみる
取りあえず米欧日の3つの地区で、2段階目(ライセンスB)のレースをアンロックしました。
最初から割りとパワーのある車が与えられるので、スピードに慣れるまでが大変です。と言いますか車種が少なめな分、ファミリーカーのような生っちょろい代物は存在しないわけなんですが。あまりにもクラッシュが多いので、今のところ難易度を下げて遊んでいます。車の挙動自体は思ったほどナーバスではなく、ブレーキかけながらハンドルとか、車の向きだけ変えてアクセルオンで無理やり捻じ曲げるとか、かなり無茶な操作でも大丈夫です。ブレーキングのシビアさはForza2の方が上でした。但しこちらの記事にもありますが、各種アシスト機能をオフにした場合の挙動はかなり厳しいようです。今でも一杯一杯なのでまだ試す気にもなれませんが。
そして何よりありがたいのがフラッシュバック(巻き戻し)機能。クラッシュして走行不能になった時や、BACKボタンを押すとインスタントリプレイモードに入り、数秒手前までの任意の時点に戻してそこからリスタートが可能になります。正直言ってこれがなかったら、早々と心が挫けていたと思います。難易度ごとに回数制限があって、最低難易度だと1レース5回まで使用可能です。たまーにリカバリー不能な地点までしか巻き戻せない場合もありますが、その時は泣く泣く最初からリスタートします。
レースでポイントを稼いで米欧日いずれかの地区のライセンスBを獲得すると、チームメイトを雇うことが出来るようになります。チームメイトはドライバーランキングからスカウトできますが、お買い得そうな人を雇って一緒に走っていると、レース中に「最下位から抜け出せないー！」とか「すまない、リタイヤしてしまった」とか通信が入り、給料ドロボー！と叫びたくなりますｗ そしてワンツーフィニッシュを決めた時の嬉しさも格別ですし、レース中に追突した時の気まずさも格別です。その他、スポンサーのステッカーを貼り替えたりとか、チームマネジメント的な要素もあるのが面白いです。
ローカライズの出来は上々で、音声も日本語で吹き替えられています。秘書さんのクールビューティな感じの声が、何気にツボだったりします。グラフィックはかなり綺麗なものの、車種もコースも少ないのがちょっと残念でしょうか。特にコースはオリジナルっぽいものが多く、しかもドライバーを殺す気としか思えないようなコースレイアウトで、この点は疑問に感じます。
購入前はForza2以上にシミュレータ寄りかと思っていましたが、アシストのおかげで割りとゲームらしい操作感覚になっていて、個人的には好印象でした。それでもなかなかに難易度は高いので、それなりに覚悟は必要かと。
