吉川英治 新・平家物語 Kindle版について疑問

吉川英治の新・平家物語が文庫版では全16巻のところを、Kindle版では全24巻として発売されています。それぞれの総額を比較すると、

  • 文庫版 16巻×777円=12,432円
  • Kindle版 24巻×578円=13,872円

というように、Kindle版の方が高くなります。但し他の電子書籍のサイトを調べても、新・平家物語電子書籍版は全24巻で発売されているので、どうやら講談社側の意向によるものと思われます。
Kindle版で問題なのは、販売ページのうち1〜16巻まではあたかも文庫版と同じ内容のように商品説明や金額の比較が載っているので、非常に紛らわしくなっている点です。これは早く改善していただきたいし、他の電子書籍を購入する際も、実際の本と変更がないか比較する癖を付けた方が良いかもしれません。


Kindle版の方が高いのは分かっているのですが、読み終わった後保管に困らないのは非常に魅力的なので、文庫とどちらを買うか悩ましいです。11巻までは文庫で購入しているので、文庫版の残り5巻の合計が3,885円、Kindle版がタイトルから推察するに18〜24巻までの7巻合計で4,064円と179円しか変わらないので、Kindle版でもいいかな。