将棋を始めました その2

棋書

購入の際はアマゾンのランキングと、以下の書評サイトを参考にさせてもらっています。

棋書ミシュラン!
棋書解説評価委員会

羽生善治のみるみる強くなる 将棋序盤の指し方入門

駒の動かし方を憶えた人が次に読む本。定跡の解説は後回しにして、初形(駒を並べた状態)の弱点や、一手目の全40通りの良し悪しが解説されていて、目から鱗が落ちました。これで初めて序盤定跡の有用性が体感できた気がします。

羽生善治のみるみる強くなる 将棋終盤の勝ち方入門

寄せや詰めなど終盤の解説本。初心者なら読んでおいて損はないが、これを飛ばして寄せの手筋を集めた問題集から始めても良い気がします。

将棋・ひと目の手筋 初級の壁を突破する208問

序盤から終盤にかけての攻め、受けの手筋を集めた問題集。中盤以降、攻めのきっかけが掴めずに一方的に攻められているなと感じた頃に購入。広く浅くといった内容で、特定の定跡や寄せを専門に扱った問題集に比べると、やや物足りないか。

将棋3手詰入門ドリル

詰め将棋の入門書。前半は同じ局面の1手詰め3手詰めのセット。後半は盤面全体を使った実戦風の3手詰め。1手詰めが簡単と感じる場合は、3手詰めの方だけ読んでいけばよいかと。

最新矢倉戦法 徹底研究 先手3七銀戦法

当初は矢倉棒銀戦法で指していたのでその勉強にと買ってみたところ、少し上級向けの内容に感じたので保留中。見栄を張らずに「初段に勝つ矢倉戦法」から入れば良かったかも。現在は、四間飛車に戦法を変えているので、ある程度棋力が付いた時に読み直してみたいと思ってます。

ホントに勝てる四間飛車

矢倉が難しいと感じ始めたため、アマチュアにも指しやすいと噂の四間飛車に戦法を変更。序盤からの定跡が詳しく解説されていて、四間飛車の方針や流れを掴むのにはうってつけ。後手側の有力な手筋があったり、場合よっては終盤付近まで解説されているので、色々と勉強になります。

四間飛車を指しこなす本 1

四間飛車の、主に対急戦の定跡を扱った問題集。こちらも、後手側の好手を問う出題があったりします。まだ一度しか読んでいませんが、繰り返し読むことで定跡を身に付けるのに役立つと思います。但し問題集形式のため、定跡や変化の流れが断片化されてしまい、これだけでは全体的な流れが把握しづらいかも。

寄せの手筋200

コンピュータ将棋は終盤の詰め、受けがかなり正確なため、詰め切れずに逆転されるケースがちょくちょくあります。というわけで、寄せの問題集として評価の高い本を選択。頭金やら腹銀など寄せのパターン別に分類されていて、実戦でも活用できそうです。ちゃんと憶えられれば。

5手詰将棋

部分図ではありますが、実戦で出てきそうな配置を用いた詰将棋です。パズルのような問題を解きたい人には物足りないかもしれませんが、実戦的な感覚を養うのにはもってこいかと。難易度も5手詰にしてはやさしい方だと思われるので、3手詰からのステップアップにも最適です。