レッドファクション:アルマゲドンを遊んでみる

6月に購入して、やっとストーリーをクリアしました。相変わらずオブジェクト破壊の表現は素晴らしく、破壊したオブジェクトを復元する能力もなかなか面白かったです。今作ではマップもリニアな展開になっているので、前述の能力をもっと戦術的に利用できる場面があれば良かったのですが、あれを破壊しろこれを修理しろといった目的に使われることがほとんどなのが残念です。ステージの大半が狭い洞窟の中のため、壁を壊したり復元したりしながら敵を迂回する、といった作戦が可能なスペースがありません。
箱庭ゲーム好きとしては、前作と違ってリニアなステージ構成になったのは物足りないですが、更にステージの多くが狭くて暗い洞窟の中のため、階段を上っていたら途中で穴が開いていて下まで転落したり、見通しが悪くて地味にストレスが溜まりました。購入からクリアまでに時間がかかったのは、長時間プレイを続けるのが辛かったということがあります。ただ、LBボタンを押すと左腕が光って復元能力を発動するのですが、これが明かり代わりになると気付いてからは、少しプレイがしやすくなりました。
一番の売りであるオブジェクト破壊の効果が今ひとつ発揮できてなく、尖った部分の薄れた平凡なTPSになってしまった印象です。決して出来が悪いわけではないのですがセールス的にも振るわず、レッドファクションのブランドは凍結されるようです。残念。



とうとうゲーマースコアが9万を超えました。年内10万はちと難しいペースかな。