R.U.S.E.の体験版を遊んでみる

一時期日本でも配信されていましたが、すぐにマーケットプレースから消えましたね。運良くダウンロードできたものは音声も日本語に吹き替えられていて、特に不具合もなく遊べたので不思議な気がします。
ゲームは第二次世界大戦をモチーフにしたRTSで、マップを右スティックの上下でシームレスに拡大縮小できる機能と、相手の戦略の裏をかく謀略コマンドが特徴らしいです。残念ながら後者の方は私がRTSに不慣れなこともあって、ゲームの戦略上どれだけ有効なのかさっぱり体感できませんでした。前者に関してはなかなか高速にズームできて面白いです。マップを拡大していくと歩兵や戦車の形が見えてきますが、逆に縮小していくとユニットが丸いコインの形に変わり、近い位置に複数のユニットが存在する場合はその数だけコインが積み上がっていく形になります。対極的に戦場を眺めるには面白い手法だと思います。
操作面では私がRTSに不慣れなこと、チュートリアルだけではこのゲームのルールの初歩しか説明されないこと、パッドでの操作が難しいことなどのため、難易度最弱で二度ほどプレイしましたがちょっとストレスが溜まったかな。思ったようにユニットが選択できなかったり、市街地などに移動させても上手く待ち伏せ状態にならなかったり、その上ゲームは結構なスピードで進行するのでさらに焦ってしまったり。ゲームスピードを変更するようなオプションとかあると良かったのですが。
小さいキャラクターがちまちまと動いている様子を眺めるのは好きなので、RTSは以前から興味はあるのですが、進行を止めてじっくり考えることのできないシミュレーションはどうも苦手です。複数のユニットを同時に把握するのが私の鳥頭では困難で、このユニットは何でここに置いたんだっけ? と思うこともしょっちゅうあります。割と面白そうなのですが、10月21日発売という時期的にも購入を決断するのはむずかしいかな。