シュタインズ・ゲートを遊んでみる その3

ゲームをクリアして実績もコンプしました。口コミで評判になるだけのことはあって、なかなか燃えるストーリーで面白かったです。その分、フェイリスとるか子のシナリオがやけに浮いて見えたのがやや残念だったか。全編に渡って鬱シナリオだときついという判断かもしれませんが、意外とフェイリスのΩ世界線はみんな平和な結末だったのかも。
携帯電話のギミックは面白いアイデアでしたが、プレイ前はもっと複雑なのかと思っていました。例えば壁紙も特定のものを選んでおくと何かを思い出すきっかけになるとか、メールの履歴が消えたり増えたりすることから何か推理をさせるとか。実際には助手以外は共通ルートからメール一発で個別エンドに分岐しているだけでしたが、ギミックを見せたいのかストーリーを見せたいのかどちらに重きを置くか考えた結果なのでしょう。助手のメールはほとんど総当たりしないと文面からではどれが正解なのか分からないですし、プレイヤーの負担が増えるだけでその割に面白くなる要素は少ない気もします。
取りあえず主人公の設定やネットスラングに抵抗のない人であればお勧めのゲームです。その辺は体験版で確認できますし、頃合を見てPCにも移植されるんじゃないでしょうか。



頑張れば年内に5万いけるか?