アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝を遊んでみる その2

難易度中級でクリアしました。事前に期待しすぎていた反動からなのか、プレイ中はずっと平凡だなーという印象が拭えませんでした。以下はちょっとネタバレすれすれの感想。
特に注目していたのはグラフィックとストーリーなのですが、前者は2009年現在では特筆すべき点もないレベルになってしまいましたし、後者はまんまB級アクション映画というノリで驚くような展開もありませんでした。確かに終盤になって突然ナヴァロという男が出てきますが、あの展開は驚きというよりも不可思議な気持ちで一杯でした。彼が居ない方がローマンのキャラがより際立ったと思うのですが。
システムも特に目新しいものはなく、ICOのアクションに銃撃戦を足したような感じとでもいうか。問題はその銃撃戦が音のせいか迫力がなく、どこへ行っても終始銃撃戦に明け暮れているので、だんだんと面倒になってきます。また、その副次的な影響として所構わず敵が待ち伏せているため、前人未踏の秘境を探索しているという感じが全くしないという事態に陥っています。所々で遺跡の謎を解いて隠し扉を見つけるというイベントがあるのですが、途中からは中に入っても敵が見張ってるんでしょという風に白けた気分になってしまい、ちっともワクワクできませんでした。
気になった点ばかりを挙げましたが、これも事前の期待が高すぎたためで、ゲームの出来自体は極端に悪いところもなく、凡作以上良作未満といった感想でした。