プリンスオブペルシャを遊んでみる

4体のボスのうち2体を倒して、マップも丁度半分をクリアしました。壁をつたって飛び回るのは楽しいのですが、似たようなマップばかりでさすがに単調さは否めないです。しかも通れるルートが決まっていて、ボタンのタイミング自体はあまりシビアではないものの、押し間違えると即転落死というのはやる気を削がれます。アサシンクリードも単調さには定評がありましたが、Aボタンだけで走る・登る・飛ぶといった動作が可能な簡単操作で、マップの好きなところへ自由に移動できたのが楽しかったです。
何よりも問題なのは、遊んでいても全くプリンスオブペルシャという感じがしないことでしょうか。昔とシステムやストーリーが違うとかいうだけでなく、このゲーム単体で見た場合でも主人公がプリンスじゃないし舞台もペルシャじゃない。主人公が実はプリンスだったという展開はあり得ますが、そんな感じのキャラクターじゃないですし、何でこんなタイトルを付けたのか首をかしげたくなります。外人はやたらとオリジナリティにこだわることがありますが、アローンインザダークのように悪い方向へ発揮された例かなと。
後はもう許してやれよと言われそうですが、触れないわけにはいかないエリカの声優が大根過ぎる件。最初のナレーションはそんなに酷くないかなと思ったのもつかの間、本編に入っても朗読口調のままで噴いた。もうナレーションだと思って諦めて聞いています。